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PP4J
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-基本-
-バージョンアップ・ライセンス-
-実行-
-カスタマイズ-
-その他-
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PP4Jは、Javaソースコード向けのプリプロセッサ・ツールです。
プリプロセッサは、コンパイル前にソースコードに記載したプリプロセッサ用命令文(if文など)を解析し、ソースコードに変更を加えるソフトウェアです。 デバッグ時などに書き込んでおいた標準出力命令などをプリプロセッサで処理をさせることで一気にコメントアウトさせることができるため、開発時に非常に役に立ちます。C/C++などの開発を行ったことがある方はその便利さを理解されているかと思います。現在、起動回数限定バージョンがダウンロードできますので、PP4Jの便利さを理解するためにも是非試用してみて下さい。
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PP4Jを使うためには以下のソフトウェアが必要です。
- J2SDK 1.2以上 (必須)
※J2SDK 1.2以上はSunのサイトからダウンロードできます。
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PP4Jで使用できるプリプロセッサの構文は以下の通りです。
- #define
- #undef
- #if
- #elif
- #else
- #endif
- #include
#if、#elif構文で使用できる演算子は以下の通りです。
- == ... equalを表す演算子
- != ... Not equalを表す演算子
- && ... andを表す演算子
- || ... orを表す演算子
- ! ... notを表す演算子
#if、#elif構文では括弧"("、")"を使用して以下の記載例の様に指定することができます。
#if、#elif構文で判定できるシンボルの内、「true」 「false」は特別にJavaのboolean値と同じ扱いができます。そのため、「!true」はfalseとなります。プリプロセッサで処理をしたソースファイル内の各構文の行はJavaの行コメントになります。加えて、#if、#elif、#elseの中にあるJavaコードに関しても条件に当てはまらなかった範囲は各行が行コメントになります。
このように行コメントにするため、処理後のソースと元のソースとは各記述の行番号が同じになり、デバッグをする際に便利に使えることでしょう。各構文は、一行に1つの構文のみ記載できます。一行に複数の構文を記載した場合や、Javaのコードと同じ行に記載した場合は構文エラーになります。
※#includeはVer1.0.3から追加されました。
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PP4Jは、商用、非商用を問わず継続した使用をする場合は、1コンピュータ分につき1050円(内訳1000円+消費税(5%))をお支払い下さい。 つまり、2台のコン ピュータで使う場合は2ライセンス購入していただくことになります。このことを無視して使用した場合は違法コピーとして犯罪になります。
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1コンピュータ分につき1050円(内訳1000円+消費税(5%))をお支払い下さい。
お支払い先はこちらのページに記載されています。お支払いいただきましたならば、メールにてご一報下さい。入金確認が出来次第、製品版をメールにてお送りします。
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Q:製品版のライセンスを持っていますが、バージョンアップした時はどうなるのですか?
バージョン1.x系のライセンスを購入していただいた方には1.x系のバージョンアップした製品版をお送りしています。
もし、さらに機能を追加して別の製品となるVer2.x系をリリースした場合はVer1.x系のライセンスをお持ちの方は別途特別料金でアップグレードして頂く形になります。当然その時にはVer1.x系のライセンスを持っていない方よりも安く提供する予定です。
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・ Ver 1.0.3 -> Ver 1.0.4の変更点
- PP4J_Text.iniの書き換えによりコメント付きシンボル(//#defineなど)を使用できる機能を追加しました。
- #defineによる置き換え時のシンボルにピリオドが使える様にしました。同時に#undefのシンボルにもピリオドが使用可能になりました。
- 構文エラー時などにもファイルの出力ができるようにしました。
・ Ver 1.0.2 -> Ver 1.0.3の変更点
- ユーザーから要望のあったプリプロセッサの#include機能を追加しました。
・ Ver 1.0.1 -> Ver 1.0.2の変更点
- ユーザーから要望のあったプリプロセッサの#define定義による置き換え機能を強化しました。
・ Ver 1.0 -> Ver 1.0.1の変更点
- ユーザーから要望のあったプリプロセッサの#define定義による置き換え機能を追加しました。
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Q: Webからダウンロードできる起動回数限定バージョンの制限を教えて下さい?
基本な機能は製品版と変わりがありませんが、起動できる回数が5回までとなっています。5回よりも多く使用したい場合は製品版のライセンスをご購入下さい。
なお、逆コンパイルなどによる改変などは一切許可しておりませんので、そのような行為を行って不正に5回よりも多く起動した場合は不正使用となり犯罪です。
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PP4Jを起動するには、コマンドプロンプトからJ2SDKのJavaコマンドでインストールしたディレクトリのbinディレクトリ内にある「PP4J.jar」ファイルを実行することで起動できます。ただし、メッセージをファイルに抜き出して使用していますので、カレントディレクトリをPP4J.jarのディレクトリに移動させる必要があります。
「C:\」ドライブのルートに解凍した場合のbinディレクトリは、以下のディレクトリ位置にあります。C:\ + PP4J + binまず、カレントディレクトリを「PP4J.jar」のディレクトリに移動させます。
cd c:\pp4j\bin
次に以下の起動コマンドを実行します。
起動コマンド:
[処理するファイルへのパス]と[処理後のファイルのパス]の2つは必ず指定する必要があります。指定しない場合はエラーとなります。また、上書き確認機能はありませんので、上書きをしないように気を付けて使用するようにして下さい。java -jar PP4J [処理するファイルへのパス] [処理後のファイルのパス]
なお、パスはフルパスで指定して下さい。「*」などのワイルドカードは認識しません。
ライセンスを購入されていない場合、5回までの起動しか許可していないため、6回目以降の起動時からエラーが表示され使用することができません。 このような状態になりましたならばライセンスを購入して製品版を手に入れるようにして下さい。
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メッセージの変更は、binディレクトリ内にある「PP4J_Text_ja_JP.ini」ファイルを編集することでできます。ただし、「%%」などの置き換え部分があるメッセージの書き換え時は気を付けて下さい。
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Q:行コメントに使用する文字列を「//」以外にしたいのですが?
PP4JはJavaに限らず、行コメントが「//」を使用する言語のソースコードに対しても使用することができます。このことを理解して使うことでJava、C、C++、C#にも利用できます。
行コメントが「//」以外の言語のソースコードに使用したい場合、binディレクトリ内にある「PP4J_Text_ja_JP.ini」ファイルを編集することで行コメントに使用する文字列を変更することができます。
デフォルトで「CommentSymbol=//」と記載されている部分を「CommentSymbol='」とシングルクオートにすればVB、VB.NETのソースファイルにも対応できるはずです。
ただし、PP4Jで使用する構文と衝突する構文を使用する(#ではじまる構文を持つ)言語は元々使用できませんので注意して下さい。
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ご意見、ご要望はいつでも受け付けていますので、こちらのアドレスまでメールでお送り下さい。良いご意見、ご要望の場合はバージョンアップの時に機能追加等で対応する可能性があります。
なお、これは返答を保証している訳ではありませんのでご了承下さい。
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ライセンスをご購入頂いた方からの質問はいつでも受け付けています。こちらのアドレスまでメールでお送り下さい。
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